元ホームレスの死と、行政の対応
2015年06月18日
元ホームレスの方が、また孤独死です。
私たちは、市役所のケースワーカが身内の方に連絡を取り、身内の方が葬祭場に来るのならば、「最後はよかったね」と遠慮します。
誰も身内の方が来ない場合は、葬祭場で見送りに立ち会っています。
もし魂があるのならば、死者が寂しいだろうと思うことにしています。
今回も、ケースワーカーに連絡を取り、初めてのケースワーカーだったので基本的な人としての「支援の会、の対応を説明しました。しかし、驚くことに、「前例は?」などと、死者への配慮など関係ない態度です。
使者を送るのは、残された人の基本の「情」だろうに、「役所仕事」が優先する発想が信じられません。
30歳前後だろうと思われるケースワーカーの今後の人生。人の情も忘れてしまっては、無残なものではないだろうかと心配してしまいます。