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Posted by あしたさぬき.JP at

パチンコ監視条例の蓬莱市長の「アエラ」記事

2013年03月20日

AERA記事
パチンコ監視条例の蓬莱市長 「娯楽」とギャンブル依存は別物
全文はこちら

「知り合いに『ちょっと困っているんや』と言われて3万円貸したとしますよね。2時間後にその人がパチンコ店から出て来るのを見たらどう思います?『それはないだろう』と言うんとちゃいますか」
 条例案の狙いについて尋ねると、蓬莱(ほうらい)務市長(66)はこう話し始めた。


 生活保護扶助は、市長が恵み与えているのではありません。憲法25条にもとずき「社会権のひとつである生存権と、国の社会的使命について規定」されて、生活保護法で定められた権利を享受する物です。
 「誰の金だ」との言いでは、生活保護受給者のお金です。支給は国の義務であり、受給はその対象となる市民の権利です。
 地方行政は、国の義務を代行しているにすぎません。市長のポケットマネーであるかのような言いは、ファシストの臭いがして、私には嫌悪感があります。

蓬莱氏の発想の根底にあるのは、自立や生活維持のための生活保護費をパチンコやギャンブルにつぎ込むのは、税金の「目的外使用」という信念だ

 「目的外使用」との規定が、法に定められてはいません。当事者の自己決定権を制限するのは、「生活扶助」ですが、生活とは人其々の仕方がありますから、当然の事として個々の内容の制限を定める事は出来ません。ましてや、「自立」は、「生活扶助費」だけで実現するものでは無く、生活保護受給に至った要因を克服する事においてしか実現できないわけですから、扶助費の使用を近隣住民による監視で、「自立」に結び付けられるはずがありません。

 『「私もかつていろんなギャンブルをやって大負けした経験があるから、ギャンブルの恐ろしさがわかるんです。

 本筋から少し離れますが、公営ギャンブルの存在からが「悪」ですから、それを批判しろよと言いたい。公営ギャンブルを廃止し、パチンコを禁止したら、多くの利権や天下りに影響するから、ギャングルは野放しで、貧乏人から金を吸いあげているのだろ。

 いずれにせよ、市長の乱暴な論拠で条例が制定されると、人権にかかわる大きな問題が発生します。
 背お勝保護叩きをばねに、憲法25条を骨抜き・改悪しようとする政治に利用されている事は明らかです。